2010年 12月 20日
ノエルのお菓子たち
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毎年12月はお菓子を焼いたりお友達をうちに呼んだりして楽しんでおりましたが
今年はお友達へのレッスンも含めて予定をすべてキャンセルしてしまいました(ごめんなさい!
そんな、精神的にもせわしい毎日を過ごしていますが
リフレッシュをかねて何とか自分の習い事へは出没していますよ♪

今月はじめのパリセヴェイユではノエル菓子をいくつか教えていただきました。
スパイス香るレッスンで、からだも心もぽかぽか





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↑パン・デピスは何とグラス仕上げでした。
このお砂糖のシャリシャリがとってもいいお仕事してました♪
パン・デピスはご存じの通りスパイスとはちみつが入ったクリスマスのケイク。起源は、10世紀に中国で作られていたものが11世紀に十字軍によってヨーロッパにもたらされたと言われています。パリセヴェイユのパンデピスはオレンジとスパイスのバランスが良く、粗めの生地の食感がポイント。パンのようにバターをぬって食すこともあるパン・デピスですが、グラス仕上げなのでそのままお菓子感覚でいただけました。

そして発酵菓子のクグロフ。ブリオッシュ風の生地に干しぶどうが入るパンと言うべきでしょうか。金子シェフこだわりの細か~い作り方でのご紹介でした(笑)デモをみている時から「こりゃ大変だ」と心の中でつぶやいておりましたが、やわらかくて優しいクグロフに仕上がりました。クグロフは基本的に陶器のクグロフ型で作るもの!ときっぱり仰っていたのがまた印象的。こちらもオレンジ香ってます。









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そしてスペキュロスというベルギーの伝統焼き菓子。12月6日(サンニコラ)に食されるカリカリっとした固焼きクッキー。スパイスがきいたもので、赤ワインに浸して食べても美味ということで、試食時にはシェフおすすめのワインと共にいただきました。

正直今までスペキュロスには目も向けていなかった私ですが、実はちょっと嬉しい驚き。カリカリ感がたまらなくて、もしかして手が止まらない!?(笑)本来は木製の、人の形をしたスペキュロス型で作るもので、実際に型の使い方や抜き方も見せていただきました。でもこちらの型は高価なものらしく...だからもちろん菊の抜き型でも。しかしやっぱり見ちゃうと木製もいいですよねーどんなに顔が恐くっても!?(笑)









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そしてこちらは実際レッスンしていただいたものではありませんで
パリセヴェイユのお店で買い求めたシュトレンとベラヴェッカ。
そういえば以前IPで教えてもらったベラヴェッカが美味しかったので
季節になったら復習しようと思っていたことを今さら思い出す(苦笑)
ドライフルーツがたっぷり入って、独特のねっちり感が病みつきになるんですよね。
ま、来年の宿題です(笑)
週末には主人と珍しくお紅茶と一緒にいただきました。
フランスで買い求めたダマンのクリスマスティーをやっとあけました(あぶないあぶない 笑




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そして久しぶりにオーブンを点火。決して問題解決ではないけれど、少しずつ自分の生活も取り戻さないといけませんからね。

しかしワタシを知る人にはびっくり!? 
キュートなクッキー型で抜いてしまいましたよ(爆爆)
実はクッキーの抜き型って、丸型と菊型以外はハートとなぜかウサギとアルファベットしかなくて(多分昔にウサギはイースターに使用?笑) 
ま、来年たまたま兎年ですから、ハートとうさぎのスペキュロスを早速作ってみました。今週お会いするお友達、どちらになるかは早い者順です(笑)
来年のクリスマス、ご希望のお友達にレッスンでご紹介できればと思っております。

ということで、いよいよ今週末ですね。
みなさま素敵なクリスマスシーズンをお過ごしくださいませ。
私もアレコレお料理するつもりです。

by ypsilon930 | 2010-12-20 19:18 | 習い事


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