2010年 04月 19日
北陸物語 ~あらや滔々庵~
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霊峰白山へ向かっていた行基上人が、一羽のヤタガラス(烏)が水たまりで傷を癒しているところを見て山代温泉を発見したという逸話が残っています。あらや滔々庵の源泉はこの烏湯伝説の泉であり、山代温泉発祥の湯元。今回はこちらを宿に選んで温泉を楽しんできました。

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山代温泉に泊まるのは今回で2度目。前回は白銀屋でしたが、今回はここと決めていました。



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とても優しい雰囲気を持った、清潔感と程よいモダン感がある印象。
今回のお部屋は露天風呂付き”九谷”。お風呂のテラスにあるモダンなカウチ(左下)も浮くことなく...でも当日はまだまだ寒ーい気候でしたから寝そべるなんてことは主人でさえ遠慮しました(絶対冷たいですよね 笑)写真には写ってはいませんが、落ち着いたベッドルームもありました。2人にはちょっと贅沢な広さでしたが、お食事をいただく部屋と寝室が別なのって匂いが気にならずいいですね。

お宿についたら主人はしっかりドライブの疲れをとるべく一階のお湯へ直行。その後お部屋のお風呂に入って、ひと眠り。その間私は器屋巡りをゆ~っくりと。そして”お食事の前にお風呂入りたい!”とやっと気付き!?慌てて宿に戻って滑り込みセーフみたいな感じでした。ちょっと残念だったのは、お風呂を出たところに”ご自由にどうぞ”と大好きな泡ものがあったこと。食事の時間が迫っていたので横目でちらりと見て泣く泣く部屋へ戻りました(大袈裟 笑

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お夕食はこちらの一杯から。当然私の機嫌戻る?!(笑)
菊姫のにごりは食前にぴったりのものでした。

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季節の最後に滑り込むようにいただいたのは生蟹懐石膳。橋立漁港に水揚げされたずわい蟹をたらふく食べるコースです。お昼ご飯をかなりセーブして主人と挑んできました。

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...が、あえなく撃沈!
このくいしんぼう夫婦の胃袋が悲鳴をあげてあっさり負けちゃうなんてどういうこと?!いえいえ、私達もしっかり歳をとっているということです(笑)

蟹を使った付出し他諸々、蟹刺しの洗いと寒鰤のお刺身、蟹の炭火焼(目の前で焼いていただきました)や蟹味噌、そして茹で蟹(この途中からペースが落ちて苦しくなりました)がた~っぷりと。少し休みながらその後無理やり!?蟹鍋と〆の蟹雑炊へ。一口食べては身体を動かしてみたいにしてとりあえずお味見はしました。仲居さん最初は「皆様召し上がりますよ~♪」と仰っていましたけど、最後は「皆様残されます」と告白(笑) 聞けば”お殿様料理”ということで、食べきれない量を用意するのが当たり前なのだそうです。(↑お料理全部写っていないと思います)でも、悔しくてっ!今もリベンジを誓う私達だったりします(爆爆

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食後はひと休みしてから館内にある有栖川BARへ。有栖川山荘は有栖川家や皇族方が山代で使われた離れ。建築当時の趣を残しながら改築し、現在はBARを設けて宿泊客が楽しめるようになっています。この灯りを辿りながら向かいます。この後の写真はありませーん(やる気全くなし

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こちらのお宿ももちろん北大路魯山人ゆかりの場所。館内には魯山人の作品が沢山展示されています(有栖川山荘にもあります

温泉はもちろん源泉かけ流しです。湯質はとてもやわらかくて心地良いものでした。当時も今も山代温泉のお湯を管理している湯元。何度もお湯へ往復し、たっぷりと楽しませていただきました。次回もココかな...と密かに思っています。程よい上品さが印象的で、素敵な時間を過ごしてきましたから。

ほら、蟹コースのリベンジも誓っていることだしね(まだ言ってます 笑

by ypsilon930 | 2010-04-19 19:05 |


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